先日、居酒屋で飲んでいたら、こんな会話が耳に入って来ました!
「部下が成長しないんだよねー。」
「部下を成長させる方法って、ないもんかね?」
中間管理職の方たちでしょうか?この手の悩みって、結構あるあるなんですね?
正直ボクも、けっこう悩んだことあります(笑)
しかもボクの場合、部下を持ったこともないまま起業してしまったので、マネジメントの知識も経験もゼロ!
部下が思う通りに動いてくれないと、ただただ…
「やる気ある?」
「そもそも、成長する気ないでしょ?」
なーんて、心の中でサルみたいにキーキー言ってました(笑)
でも!
ある日、メチャクチャ単純な事に気づく訳です。
『なーんだ、部下が悪いんじゃなくて、自分が悪いんじゃん!』
それからは、全てが上手く周りはじめます。
そしてラッキーな事に、今ではナント部下の方が、勝手に天才を爆発させるようになってくれてます。
このページでは、部下の成長を加速し、天才を爆発させる7つの方法!ということで…
「サル」だったボクが、20年あまりの会社経営を通して、どうやって「少しはまともな上司」に進化したのか?
そんなお話を、したいと思います!
ヨシ
4分ほどでサクッと読めると思います。
どうぞ最後までおつき合いください!
そもそも部下が成長しないのは上司がバカだから
さてさて、自分が部下の成長で悩んだら、まずは何よりも最初に肝に銘じておかなければいけないのは…
部下は上司の写し鏡である!ということ。
つまり、部下が成長しないのは、自分が成長していないから!
もっとハッキリ言っちゃえば、部下が成長しないのは、上司がバカだから!ということ。
上司の仕事というのは、部下を育てることですよね?
要は、上司の方が無能で、その仕事が出来ないから、部下が育たない!って事なんです。
ちなみにこの見解を、ツイッターでつぶやいたところ、たくさん同意を頂きました!
部下が育たないのは
絶対的に上司がバカだから!❌育たない部下が悪い
なんて意見もあるけど部下を育てるのが上司の仕事!
結局、無能でこの仕事が出来てない!
ってことなんですよね?まあ…ボクの場合
そんな単純な事に気づくまで— PT.Jepun 代表 日暮芳久(ヨシ) (@yoshi001) January 19, 2020
部下の成長を加速し、天才を爆発させる7つの方法!
こんな感じで、部下が育たないのは自分の責任!っと肝に命じたうえで。
部下の成長の責任を100%負ったら、もう愚痴という逃げ道は塞がりましたよね?
この状態まで来たら、あと考えるのはシンプルな7つのことだけ!
- 部下の長所を伸ばす
- 答えを言わない
- 細かく口を出さない
- 結果に責任をもたせる
- ただしガンガン失敗させる
- PDCAを習慣化させる
- 天才と気づかせる
ヨシ
それぞれ見ていきましょう!
部下の長所を伸ばす
まずは、部下の長所を見つけて、そこを伸ばすよう心がけること!
短所を直す方が良い!なんて意見もありますが、苦手なものはどこまで行っても苦手です。
逆に、得意なものはすぐに結果が出る場合が多いですよね?
素早く部下の才能を見つけて、そこを伸ばしてあげるのが、上司の最重要の役割です。
答えを言わない
次に大切なのが、部下に答えを言わないこと!
日本の場合、詰め込み教育の影響もあってか…
「やり方が分からないんですけど。」とか。
「次は、どうしたら良いですか?」なーんて。
調べたり考えたりせず「回答待ち」「指示待ち」がクセになってる人って、けっこう多いですよね?
そんな時は…
「どうすれば良いと思う?」とか。
「次のやり方、自分で考えてやってみて!」
という感じで、とにかく答えを言わずに、自分で考えるクセをつけてもらいましょう!
細かく口を出さない
そして、部下のやることに細かく口を出さないこと!
コレも、自分で考えるように方向づけするうえで、大切ですよね?
事細かく色々口をはさむと、せっかく自分で答えを出そうとしている部下を、また「回答待ち」「指示待ち」の状態に戻してしまいます。
大切なポイントのみをおさえたら、なるべく大まかに指示を出し、あとは部下に任せるように心がけましょう!
結果に責任をもたせる
自分で考えさせて、大まかな指示しか与えない状態で、今度は結果に責任を持たせましょう!
部下の立場に立ってみると、コレって自信がないまま手探りで仕事する感じですよね?
慣れないうちは、正直ヒヤヒヤものじゃないでしょうか?
でも、それが良いんです!
手探りのヒヤヒヤ状態を何度も切り抜けた成功体験が、部下の確かな自信に繋がります。
ただしガンガン失敗させる
結果に責任を持たせはしますが、失敗も歓迎しましょう!
このまま行くと失敗するかも?という時も、口をはさまず我慢します。
もちろん、致命的なトラブルや、大きな損害に繋がりそうな時は、事前に回避するよう示唆や指摘が必要でしょう。
でも、小さな失敗は、ガンガン経験してもらいましょう!
小さな失敗を何度も繰り返して行くことで、部下が失敗を恐れなくなります。
PDCAを習慣化させる
そして、失敗した時は、そのままで終わらせないようにしましょう!
必ず、結果をチェックして改善。
次の計画を練って、もう一度トライ!
っといった感じで、PDCAを習慣化してもらいましょう。
天才と気づかせる
さてさて、ココまで来るうちに部下は…
自分の得意な分野で、大まかな地図だけを持って、自分で考えたやり方で、結果にもしっかり責任を持てる!
そして、失敗を恐れずに、もし失敗しても繰り返し改善して、最後はやり遂げてしまう!
…そんな人間になっているはずです。
コレって、もう天才とかスーパーマンのカテゴリですよね?
でも、案外当の本人は、気づいてなかったりするんです(笑)
そこで!
「○○さん、ついに天才爆発しちゃったね?」
っと、軽く気づかせてあげましょう!
部下が天才を自覚した瞬間、本気で部下の才能が大爆発することでしょう。
部下は生まれつき天才だった!
さてさてこんな感じで、部下を成長させる!とか、成長したら嬉しい!なんて偉そうに書いて来ましたが…
正直言っちゃえば、もともと部下が天才だっただけなんですよね。
上司がやることなんて、ほんのチョットです。
良いところ見つけて
自分で考えてもらって
失敗なんて怖くないと伝えて
転んだら自分で立ってもらう
そんで、最後に一言だけ!
ほら、やっぱり天才だったじゃん!と伝えるだけ。
要は、部下がどこかで身につけてしまった変な習慣を、チョットだけ上書きしてあげるのが上司の役割。
あとは、放っておけば、生まれつき天才の部下の才能が勝手に爆発する!っていうお話なんです
まとめ
さてさて、部下の成長を加速し、天才を爆発させる7つの方法!いかがでしたでしょうか?
ボクはですね、「人間はみんな何かしらの天才」だと思うんです!
でも、成長するまでに、「それを忘れてしまった」り。
何かの拍子に、「無力」だとか「能力がない」とか、「思い込んでしまった」り。
そしてついには!
「怖い」とか「出来ない」とか、「訳の分からない状態」になってしまっただけなのでは?
ボクからすると『よく言うよ!無敵の天才のくせに!』って感じなのですが(笑)
でも、もしそうだとしたら、天才を忘れてる状態って、大きな資源の損失ですよね?
この記事を読んで頂いた上司の皆さんの元から、一人でも多くの天才が爆発して行ったら嬉しいです!
部下は成長させるというより、元から何かの天才!
上司の仕事は、その才能を見出して、マインドブロックを取り除いて、思い出させること。