こんにちは、ヨシ(@yoshi001)です!
先日、バリ島関連のニュースを見ていて、ギョッとした事があります。
それは!
クタビーチのゴミ問題!
ヨシ
おいおい、マジか?
コレは、本当にヒドイぞ…。
確かにクタビーチに、ゴミが流れ着いている!なんて話は聞いていました。
でも、ここまでヒドイとは…。
画像を見ると、なぜこんなヒドくなったの?どこから?原因は?上手く処理できないの?
なーんて、色んな事が一気に頭に浮かんで来てしまいました。
そこで!
この記事では、クタビーチのゴミ問題について、簡単にまとめました。
2分ぐらいで読めますので、どうぞ最後までお付き合いください!
まずは、気になる現在の惨状から…
ヤバイ!クタビーチがゴミだらけ
出典:ゴミの楽園? バリ島のビーチに集積したゴミで非常事態宣言【動画】|スプートニク
まずは見てください、この画像!
もう見渡すかぎり、ゴミ・ゴミ・ゴミ!
『クタって、昔より汚くなったんだろうな?』ぐらいの甘~い予測を、一瞬で遥かに超えてきます。
そして!
クタビーチと言えば、サーフィン…
でも、こんな感じでゴミのチューブをくぐる感じに。
あと、数年でサーフィンが出来なくなってしまうのでは?
なーんて声も、聞こえているそうです。
そしてさらに、イギリスのダイバーが撮影した動画では・・・
水面には、大量のプラスチックゴミの層が!
いやいやいや、まさかココまでとは。
一体、なぜこんな事になってしまったのでしょうか?
なぜこんなヒドイ事に、原因は?
出典:「楽園」バリ島のプラスチックごみ問題、水中映像で浮き彫りに|AFP
クタビーチのゴミの内容を見てみると、じつはそのほとんどがビニールやプラスチックゴミなんです。
それを見た瞬間、何となく根本的な原因が見えて来ました。
インドネシアやバリ島の生活形態や文化の退化が、一番の原因のようです。
そもそも、東南アジアの国々では、食器もボトルもココナッツ、包み紙はバナナの葉っぱ。
おやつに食べるのは、フルーツやナッツ!といった生活が!伝統的なスタイル!
つまり、身の回りの物全てが自然に還るという、極度に進化した生活形態を維持していた訳です。
このため、食器や食べかすを川に流したり、ポイ捨てするのがそのままリサイクルになっていました。
ところが!
ここ数十年の間に、ビニールやプラスチックという『一切土に還らない物を使い捨てる』という『退化した生活形態』に汚染されてしまいました。
その結果、『地上の楽園』と謳われたバリ島がこんなザマ!
とりあえず、何とかしたいものです・・・。
それにしても、とにかくゴミの量がハンパない!
一体、この海ゴミどこから来ているでしょうか?
この大量の海ゴミどこから来るの?
主なルートは、2つあるようです!
バリ島の河川を通じて海へ
1つ目のルートは、バリ島内から!
バリ島の在住者や観光客が川にポイ捨したゴミが、そのまま下流まで流れてクタビーチに着いたもの。
モンスーンに乗ってインド洋から
2つ目のルートは、インド洋全体から!
モンスーンの時期は特に、インド洋周辺の諸国から出た海洋ゴミが、バリ海峡を抜けクタビーチに集まってしまうようです。
対策は?何とか収集して処理できないの?
バリ島の当局は、「ゴミ緊急事態」を宣言して、清掃員700人とトラック35台を投入!
なんと毎日約100トンもの海ゴミを収集して、とりあえず埋立地に運び込んでいるようです。
ただし、ゴミ処理のインフラがしっかり整備されていないので、すぐに限界が来そうです。
その他にも、ゴミ箱やペットボトル自動回収機を設置したり、コンビニのレジ袋を一部有料化したり、環境問題の教育に力を入れたりしているようです。
また、市民が協力して、ビーチクリーン活動などの草の根的な運動も続けられています。
ただ!
根本的な解決は、生分解性プラスチックやバイオプラスチックのような、土に還る物以外使わない事なのかも?
分別してリサイクルという手もありますが、こちらは巨額のインフラ投資と環境教育の徹底という、ちょっと難しい問題が残ってしまいます。
いずれにしろ、退化してしまった生活形態を、どう軌道修正して行くのかが今後の対策のカギになりそうです。
便利でも、永続できないものは、幻想だし退化!
何とか、バリ島に『地上の楽園』に戻って欲しい!