先日、友人と話していた時の事です。
友達
たしか、七味好きだったよね?
一休堂って、食べたことある?
ん?
ないかも。
ヨシ
友達
そこの、七味と一味。
独特で、美味しいらしいよ!
えっ?マジで?
情報ありがとう!
ヨシ
こんな風に聞いたら、七味マニアとしては、もう試すしかないですよね?
さっそくゲットしたところ…
『美味い』『そして、確かに独特!』
そこで、今回は!
一休堂さんの京七味と京一味の、レビューをお届けしますー。
一休堂って、どんなブランド?
一休堂は、京都の十条近くにある薬味屋さん!
創業の明治25年から、伝統的な製法や配合を守り続け。
今でも、手作り製法で、瓶詰めまで全て手作業で、一つ一つ薬味を生産しているんだそうです。
京七味の口コミ&レビュー
ではではまずは、京七味のレポートから!
おもむろにパッケージをハサミで、チョキチョキ。
封を切って香りを嗅ぐと…
「おっ?山椒が効いてるなー。」
「さすが、京都!」といった感じ?
ササッと中身を出すと…
「ん?ごまと、そしてコレは…青のりが多いのかな?」
その他の薬味も、しっかり入っていて、いかにも複雑な味が楽しめそうです!
高まる期待を胸に、さっそく味噌汁にかけて実食してみると…
「うまーっ!」
口に入れた瞬間、めちゃくちゃ香ばしい香りと一緒に、山椒の香りが漂います。
でも、山椒はそこまで強く続かず、ふわっと強めに青のりが来ます。
独特の風味ですねー。
そして少し遅れて、グンッと辛さが来る感じでしょうか?
最後に、味噌汁の具を噛んでみると…
コリッコリッという歯ごたえとともに、何とも言えない複雑な味。
ヨシ
当然だけど、市販のとは完全に別次元!
「めっちゃ香ばしい」「山椒」「青のり」の三拍子といった感じ。
京一味の口コミ&レビュー
さてさて、お次は京一味のレポート!
ハサミで封を切って、香りを嗅ぐと…
「うわっ、すんげー香りっ!」
しっかり丁寧に手間かけると、こうなるんでしょうね。
香ばしいのにフレッシュな香り!
中身を出してみると…
かなり細かい、サラサラのパウダー状!
そして、質の良い唐辛子の香りが、部屋中に広がります。
「やべっ、うまそー。」
なーんて味噌汁にかけて、さっそく実食してみると…
「おほっ、香るっ!」
「ん?思ったほど辛くない?……カラッ!」
まずは、嗅いだ通りのフレッシュな香りが、口中に広がります!
あれ?辛くないかな?と思った頃に、ズシンッとなかなかヘビーな辛さが来ます。
何て言うんでしょうか?
ただ辛いだけじゃなく、味に深みとか旨味があるんですよねー。
ヨシ
フレッシュな「香り」と、「深み」と「旨味」のある「辛さ」が絶品!
まとめ
いやー、久々に美味い唐辛子に出会いました!
七味フリークで、まだ一休堂の食べたことない!という方のために補足すると…
京七味の方は、やげん堀の七味の山椒をおさえて、青のりを香らせた感じ!
京一味の方は、味も香りも八幡屋さんに近い感じです!
そして…
『七味なんて、どれでも同じじゃないの?』
…なーんて方!
ボクも、10年ほど前までは、そんな感じでした。
でも、誤解を恐れずに言わせて頂けば…
七味をふりかけるだけで、ただの冷奴が、ワンランクもツーランクもグレードアップします!
そして、一味をパパッとするだけで、普通の味噌汁に、料亭のような高級感が漂っちゃいます!
そんな魔法の粉が一袋数百円って言うんだから…
まさに、唐辛子恐るべしっ!
そして、日本の食文化恐るべしっ!ですよ。
一休堂の京七味と京一味は、日本三大七味と張るぐらい美味しかった!