日本の歴史を遡って行くと、まずは縄文人と呼ばれる海洋民族(今のアイヌ系の人々)の北上と移住から始まっています。
そこに、カナンの先住民であるエブス人、今のイランやトルコあたりからヒッタイト人、そしてメソポタミアや殷を経由してシュメール人が日本に出戻りして入植。
この3つの民族が縄文人とともに築いたのが、いわゆる天の王朝(東表国)で、これは七福神伝説の元にもなっています。
縄文人と風葬
縄文人は、大きい集落や国家のような物を持たなかったなんて言われがちですが、その根拠は古墳や巨大な墓を持たなかったからなんだそうです。
でも、縄文人は正式な葬祭は、じつは風葬なんですよね。
身分がば高い人の場合は、遺体をカゴに入れて、大きな木に吊るして、その木をご神木とするなんともエコな習慣だったそうです。
ヘブライ人と牛とヒンドゥー教の関係
エブス人は、カナンの地に居た時、ヘブライ人と呼ばれていました。
ヘブライ人と言えば、有名なのがイッサカル族(サカ族)のお釈迦さんでしょうか?
そのお釈迦さんの名前のゴータマって、「最上の牛」という意味なんだそうです。
イッサカル族の他に、有名な部族としてはガド族でしょうか?
ガド族と言えば、その後の日本の歴史に大きな足跡を残し、日本の天皇を表すミカドは、ヘブライ語のミ・ガド(ガド族出身)という意味だ!なーんて研究者も多いようです。
そして、何より注目なのは、このガド族のトーテムが牛であった事。
バリ島やインドでは、ヒンドゥー教徒がマジョリティーを占めていますよね?
彼等は、ご存知のとおり牛肉は食べません!
牛を神の使いと考えているからなんです。
つまり、何が言いたいのかというと、ヒンドゥー教って、バアル神という牛神が起源なんじゃないかって事。
日本とバリ島のルーツは同じ?
そして、日本神話に登場するスサノオという神様、じつは牛頭大王という別名があったりします。
しかも、日本古来の神道も、ユダヤ系の信仰が元になっているそうです。
なんでも、京都の祇園祭の主催者によると、ギオン祭=ジオン祭=シオン祭なんだとか。
こうやって、考えて行くと、日本とバリ島って、大きい目で見ると、全く同じような歴史を辿っているんですね。
日本では、縄文人と呼ばれる風葬民族が居て、そこに後から牛を神様として祭るユダヤ系の民族が入植して来た。
そして、バリ島でも、バリ・アガと呼ばれる、カゴを使った風葬が習慣の民族が居て、そこにヒンドゥー教という牛を神の使いと考えるヘブライ人系の民族が入植して来た。
っとこんな感じで、バリ島と日本の歴史をそれぞれ遡ってみたら、色んな共通点が見つかりました。
日本にも、バリ島にも縁がある人間にとっては、何だかとても感慨深いです!