マーケティング・ジャーニーは、日本一のマーケター神田昌典さんの約1年ぶりの新刊!
アフターコロナの新時代のビジネス構築法について、簡単にまとめた本です。
2020年以降の世界では、フリーランスとごく小さな企業が経済の中心になりそう。
その辺までは分かってるんだけど…
「実際フリーランスって、どう仕事取るの?」とか。
「スモールビジネスって、どうやって組み立てるの?」
そんな疑問が、次々と湧いて来ますよね?
この本は、そんな悩みにサクッと答えてくれます!
ヨシ
独立や起業、マーケティングの切り口や事業転換etc.
全体の流れと、考え方の取っ掛かりが見える感じ!
1番のポイントをネタバレ気味に
ではでは!
さっそく、この本の1番のポイントをネタバレ気味に抜き出すと…
これからは、社会起業家の時代になるから、老若男女問わずマーケティングを身につけよう!
壁にぶつかって、どん底でもがいて、アイデアを生み出し。
そのアイデアに、ヒアリングで何度も何度も磨きをかけて。
周りを巻き込みながら、しっかりとした集客モデルを固めたらレッツゴー!
仲間と結束しながら、夢は大きく持って行こう!
超ザックリとですが、実例を交えながら…
神田さんが事業をリニューアルする時は、どんな風に考える?とか。
新規事業を企画する際は、どんな流れで作業する?なんて事を、一緒に追える感じでしょうか。
読了後のザックリとした感想!
読み終わった後の感想を言わせてもらうと…
いやー、相変わらず鋭いですねー。
「変化を続けることが唯一の安定」とか。
「壁と絶望は、イノベーションが生まれるお決まりのパターン!」
なーんて、神田節が随所に炸裂!
あまりの切れ味に、ホント痺れます(笑)
今回も色んな考え方の引き出しに、めっちゃ刺激を受けました。
ただ神田さんの視点って、鋭すぎて時々何言ってるか分からない時があるんですよね(汗)
でもこの本みたいに、実例をバンバン出してもらえるとスゴくイメージ湧きやすいです。
とくに今、ネットとリアルの融合とか、AIと人力の協働とかに興味を持ってるので、その辺りスゴく参考になりました。
あらすじをサクッと要約
ヨシ
ではでは!
この辺であらすじを、目次にそってサクッと要約しておきます。
すでに日常にある、未来への突破口
- 変化し続けることが唯一の安定
- 今後はベンチャー企業が増え、社会起業家が活躍する時代になる
- 新たな事業は、プログラミングとの掛け合わせが必須
- ベテランの豊富な知識をもとに、クラウドサービスで業務効率化を
- プログラミングと掛け合わせた新事業で、ブロックチェーン技術を想定する
圧倒的に勝利する、隙間を探す決意
- 新しいビジネスモデルは、安定が崩れ、窮地に追い詰められ、絶望した時に生まれる
- 工夫しないと売れない商品を売ることで、人は急激に成長する
- 今までの常識を覆せ!ベッドを取っ払ったホテルの稼働率は92%
- 他社が喉から手が出るほど欲しいサービスを、自社の中に探せ
- 一つに絞り込め!海鮮居酒屋がサバ専門に絞って大躍進
顧客の痛みを感じなければ、道は閉ざされる
- 隙間を見つけたら、友人→同僚→顧客とヒアリングを重ね「商品価値」と「ニーズ」を一致させる
- 成熟商品は、顧客の痛みに耳を傾け、商品の切り口を変え、事業の立ち位置まで変える工夫を
- 顧客の痛みに耳を傾け、意外な笑われるほどの切り口や事業アイデアが有望
- 顧客の痛みから強い一つに絞り込めれば、世界まで突き抜けることがある
- 顧客の痛みを解消するために、異分野の企業との提携を模索する
再現性ある着想力をマスターする
- 壁にぶつかって、もうダメだ!という瞬間に鳥肌もののアイデアが降りてくるのがお約束
- 新事業を生み出す最も手っ取り早い方法は、最新テクノロジーをどんどん使うこと
- Googleアナリティクスなどの分析ツールで、自らしっかり分析する
- 今できる事から考えるのではなく、未来のあるべき姿から考えて、着想力をアップする
- 未来や難問を考えた時、自分の頭に浮かぶイメージから問題解決する方法を身につける
他者を巻き込み行動するために、チームを組む
- アイデアがまとまったら、行動!まずはチームを動かす調整力やリーダーシップが必要
- 調整力を養うためには、読書会でファシリテーションするのが有効
- 働き手がいないと嘆く前に、細切れ時間で働ける仕事を作り出してみる
- 「キコリ講座」のように、仕事をエンタメ化出来ないか考えてみる
- 他のメンバーと意見が違う時は、激しく意見を戦わせるのもアリ
予測可能な成長をもたらす、集客モデルを組み立てる
- マーケターの仕事は「顧客獲得コスト<顧客生涯価値」のビジネスモデルを作ること
- そしてマーケターの仕事は、雇用を創出する生活と社会を支える大切な仕事
- 検索から逆算して、覚えやすいネーミングの社名をつけよう
- レビュー評価の獲得から逆算して、地元企業や地域の人を巻き込もう
- AIが発見した見込み客を成約させるのは、電話などアナログな人のチカラ
- 車や家など、顧客が購買経験が少ない商品はとくに、未来から逆算して提案しよう
顧客を創造するために、仲間と結束する
- 全く同じ商品で切り口を変えなくても、誰と手を組むかで売れ行きは急変する
- プロにしか難しい仕事を、誰にでも出来るように変えられないか考える
- 社員や顧客を、スターに変えるようなシステムは作り出せないか
- イベントや「○○フェス」ような形で、顧客や提携企業を探せないか
- 外国人留学生と組んで、世界的な何かが生まれないか
事業成功は、社会建設へのアプローチ
- 時代は顧客満足→顧客成功、PCを売ったら満足したかではなく、使いこなせているかが大切
- 時代は成約率→既存客からの紹介!売った後のサポートで、紹介が増える
- zoomなどを使ったオンライン飲み会で、コミュニティを作る
- 顧客成功を実現するために、地元の祭りなどでコミュニティ作りをすることも大切
- 途方もない大きな目標を掲げることが、大きな成長につながる
最後に一言だけ&まとめ
2020年以降の新時代に向けて、今さまざまな動きが加速していっています。
ボク達は、一時的に苦境に立たされますが、どんどん経済の奴隷から開放されて自由になって行くでしょう。
そんな中でも、常に変わらないのは「人は常に周りの人を喜ばすために存在する」という真理!
そしてマーケティングとは、「いかに効率的に人を喜ばせるか?」を極めたスキルです。
世の中がどんどん真理に近づいて行く中で、社会起業家的な発想やマーケティングのスキルを、今のうちに掴んでおきたい!
なーんて方には、とくにおすすめかも?
っという事で!
まずは、一度この本の口コミや評判の内容をチェックしてみては?
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