仕事をしていて「退屈」だとか、「将来が不安」なんて感じることってないですか?
「はー、毎日同じ事の繰り返しばかり!」
「こんな事してて、何になるんだ?」
「って言うか、このままで大丈夫か?」なーんて。
『仕事は楽しいかね?(デイルドーテン:著)』は、その辺の処方箋を鋭い観点からまとめた本です!
ヨシ
目からウロコの考え方の数々。
ほー、なんて感心しちゃいます(笑)
1番のポイントをネタバレ気味に
ではでは!
さっそくこの本の1番のポイントをネタバレ気味に抜き出すと・・・
「退屈」や「不安」は、好きでもない仕事を惰性で続ける「マンネリ」が原因!
マンネリを破って、チャンスを掴むために必要なのは?
「目標」だとか「計画」だとか、「ポジティブな姿勢で生きる」とか「成功者の真似をする」とか。
そんなくだらない事じゃない
大切なのは・・・
チャレンジし続けること!
そして昨日より進化し続けること!
そして、心を開いてチャンスを待つこと。
チャンスは、全ての人に公平に訪れるけど。
あらゆる事をやり尽くした人しか、気づくことができない。
コレって!
日本の「人事を尽くして天命を待つ」につながる考え方ですよね?
読了後のザックリとした感想!
読み終わった後の感想を言わせてもらうと・・・
いやいやいや、良いですねー。
じつは、「計画」とか「目標」とかって、あまり好きじゃないんです。
だって、絶対に思った通りになんて行かないですから。
ハッキリ言えば、時間の無駄!
ザックリ、こうなれば良いなーっていう方向性を決めて、あとはチャレンジと進化を繰り返して行く。
その考え方、好きだなー
( ^ー゚)bグッ!
「完璧」や「ゴール」はない!っという考え方も良いですねー。
辿り着いてしまったら、ゲームオーバーって感じで虚しくなってしまうでしょうし、何よりも面白くなくなってしまいます。
仕事や人生を、「チャレンジ」や「進化」という終わらないゲーム!って考えたら。
この本で言ってるみたいに、なんだかワクワクすると思いませんか?
あらすじをサクッと要約
ヨシ
ではでは!
この辺であらすじを、目次にそってサクッと要約しておきます。
仕事は楽しいかね?
- 大雪で閉鎖された空港で、偶然出会った大起業家の老人に、一晩限りの講義を受ける。
- 「仕事は楽しいかね?」と聞かれ、給料はソコソコだけど、「退屈」だし、将来は「不安」だと答える。
人生とは、くだらないことが・・・
- 人々は、したくもない仕事をし、同時にそれを失うことを恐れている。
- 成功のための戦略は「目標の設定」「生きる姿勢を変える」「他人の成功を真似る」などというくだらない事ではない。
試してみることに失敗はない
- 成功の1つ目の戦略は、試してみることに失敗はない。
明日は今日と違う自分になる、だよ。
- 人は、夢中になれるような大好きな仕事をするべき。
- ただ、たいていの人は、自分が何を本当に好きか分からない。
- 「目標」や「計画」は変わっていくもの。
- 人生は「目標」に向かって直線的に進むものではない。
- 今日の目標は、明日のマンネリ。
- ただ一つだけ持つべき目標、そして成功の2つ目の戦略は「明日は今日と違う自分になる」こと。
遊び感覚でいろいろやって、成り行き見守る
- 「明日は今日と違う自分になる」とは、毎日一日も欠かさず「進化」すること。
- そして「進化」の素晴らしいところは、最終的にどこにたどり着くか分からないこと。
- 最初に陸にあがった魚は、長期目標を持っていなかったはず。
- 成功者は「人と違ったこと」をして、「自慢げに人に見せる」のが特徴。
- つまり「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る。」ってこと。
- これは「目標」を立てずに遊び回れということじゃなく、とにかく「試し続ける」ということ。
必要は発明の母かもしれない。だけど偶然は発明の父なんだ。
- コカコーラもリーバイスも、「偶然」の思いつきから始まった。
- ものごとは「目標」や「計画」のとおりには進まない。
- 世の中の全ては「偶然」の連続で成り立っている。
きみの目標が達成されるまで、じーっと待っていたりしない
- 物を買う時に人がたどる心理は、整然でも論理的でもなくグチャグチャ。
- 「どんなことを考えているか」より大切なのは「何を試してきたのか」。
- 世の成功者は、成功を収めてから、もっともらしい屁理屈を言っただけ。
- 目標や夢がないから失敗した事業はないが、目標や夢を実行に移すと10回中9回失敗する。
- 世の中は、目標が達成されるまで、じーっと待っていたりしない。
- 成功するというのは、右に倣えをしないこと。
- 人の真似をせずに革新を心がけ、目標の代わりに昨日と違う自分になるなら失敗は10回中8回で済む。
失敗に終わったんじゃない。試すこと自体が欠落していた
- 10回のうち2回成功できるのは、悪くない確率。
- 何かを達成するのは、10回中1回の確率で賭ける宝くじに似ている。
- どうすれば、何度も宝くじを買えるのか?成功の確率を10回中2回に引き上げられるか?ソコを教えたい。
- まずは、他人を凌ぐために、他人の真似をしようなんて思わないこと。
- 成功の宝くじでは、勝つチャンスは何百と手に入るし、そのほとんどは大損するようなものじゃない。
- 他人を凌ぐためには、「並みの人をやめる」=「絶えず試し続ける人になる」こと。
- 「適切な時」とか「完璧な機会」なんてものはない。
- 一か八かの賭けを今すぐ始めなければ、チャンスなんてつかめない。
- 完璧だと決めた瞬間、それ以上良くならず、ライバルに抜かれるのを待つだけ。
- 今すぐ試すこと、そしてPDCAを回しながら、成功するまで色々試し続ける。
- 人は、変化は大嫌いだが、試してみることは大好き。
あらゆるものを変えて、さらにもう一度変える
- 人は試してみることが大好きである。
- 人はチームの要になりたがっている。
- 現在のリサーチでは、相乗効果が軽く見られている。
- チームに任せて色々試し始めるだけで、ホーソーン効果で30%生産性が上がる。
あるべき状態より、良くあること
- 本当の達成というのは、ただ良いだけじゃなくマジックのように目を見張るもの。
- 問題は、平均より上の人があまりに多くて、みんな普通になってしまっているってこと。
- みんなが同じ方法で同じ方向に進み、 さらなる努力をひたすら続けている。
- この我慢くらべのようなゲームは、全員が負けるゲーム。
- そんなゲームじゃなく、新しいゲームをする必要がある。
もし宇宙が素晴らしいアイデアを・・・
- 私たちの文化では、一つのことに集中しているのが良いとされている。
- その結果、何十もの素晴らしいアイデアに、 目の前を素通りされてしまっている。
- 失敗するのを怖がりすぎて、それが宇宙からの贈り物だってことに気づこうとしない。
- ただし、 偶然のチャンスを、指をくわえて待っていれば良いわけじゃない。
- 「あらゆること」をしろ 。素晴らしいアイデアはどこからやってくるかわからない。
- アイデアを効率よく生み出すために「仕事上のミス」「仕事上の問題点」「全ての仕事」をリストアップする。
試すことは簡単だが、変えるのは難しい
- 「仕事上の問題点」のリストを見て、どうすれば良いか考えながら試し続ける。
- 解決策というのは、後から振り返ってみれば、簡単に見つけられそうに思える。
- 試すことは簡単だが、変えるのは難しい。
新しいアイデアというのは・・・
- 「全ての仕事」の細かい部分を、組み合わせたり再合成してアイデアを捻り出す。
- 新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ。
- 多くの人はアイデアを持ってない。でも考えは持っている。
きみが「試すこと」に喜びを見い出してくれるといいな。
- 感情や責任や怒りは横において「仕事上のミス」のリストに取り組む。
- ミスを目の前に並べて、しっかりと調べる。
- 失敗は単なる一つの問題。
最後に一言だけ&まとめ
っとこんな感じで!
内容もすごく良い感じですが、全編物語形式でとっつきやすいところもマルですね。
口コミや評判を見ると、つまらないとか回りくどいなんて意見もあるようですが。
ボク的には、勤めてる方でも経営者の方でも、得るものあると思います。
この本で、老人が最後に語ったアドバイス!
『アイデアをいっぱい持つこと。
ありとあらゆることをやってみること。
明日は今日とは違う自分になること。
そして、朝を待ち焦がれる幸せなサムライの一人になってくれ。』
なーんて感じで!
毎日、新しいチャレンジを繰り返す、ワクワクするようなサムライになれたら嬉しいなーと思いました
(*^^)v
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