人生の中で、繰り返し出てくる不調や病気ってありますよね?
そういう不調の原因って、考えた事ありますか?
ボクの場合は、肩こりと肉離れなんですが…
多分コレ、『頑張る』という事に関係しているんですね。
『頑張る』っていうのは、一見すごく良いことなのですが、『頑張り過ぎ』ると問題!
『貪欲』というか『執着』みたいになって、ダークサイドに堕ちちゃうんですよね。
すると、体は『ダークサイドに堕ちてるゾ!』『もうやめろ!』っとサインを出すわけです
結果、もう仕事出来ないように『肩こり』
筋トレ休ませるように『肉離れ』なーんて事に…
いのちの仕組み(石原克己:著)は、そんな心と体と自然に対する考え方をまとめた本!
ヨシ
病気が与えてくれる
学びと癒やしがテーマです!
1番のポイントをネタバレ気味に
ではでは!
さっそくこの本の1番のポイントをネタバレ気味に抜き出すと・・・
人間も動物も植物も全ての生物は、大自然の法則や流れの中で生きている。
この流れに逆らった時に、病気が発生し、流れに戻った時に癒えて行く。
病気とは、苦しみの元凶として忌み嫌うものではなく、不自然さを知らせてくれるサイン!
つまり病気って、ボクたちを自然の流れに導いてくれる教師のような存在だから、もっと感謝すべき!って事なんですよね?
読了後のザックリとした感想!
読み終わった後の感想を言わせてもらうと・・・
病気というテーマを通して、本当に大切な事が次々と腹落ちして行きます。
病の意味、人生の意味、生き方の意味、自然とは?宇宙とは?
ボク達の世界の中で、ボンヤリ思ってた事や何となく感じてた事が、パズルのピースのように、サクサクと小気味よく整理される感じでしょうか?
『なるほど!』
『生きてると思ってたけど、生かされてるんだ…』なーんて。
あらすじをサクッと要約
ヨシ
ではでは!
この辺であらすじを、目次にそってサクッと要約しておきます。
はじめに
- 治療家として、一番伝えたいことは「いのちの仕組み」
- この世界には、宇宙を動かしている「いのちの仕組み」がある
- いのちの仕組みが活き活きと動かない=病気
- いのちの仕組みを働くようにしてあげること=治癒
人は小さな宇宙
- 宇宙と人間はひとつに繋がりあっている
- 宇宙には、運動しながら緩やかな秩序を保つ仕組みがある
- 病気とは、雷は台風のように、体の秩序を保つ仕組み
- いのちの仕組みは、自然の本能のままに生きる動物から学べる
- カラダには自然治癒力があり、自らバランスを調節しようとする
- 私たちにできることは、体の声を聞き、いのちの仕組みからズレてることはないか考える事
- 人間は、自分を超えた大きな力のおかげで、生かされている
- 人間の細胞の一つ一つにも、知性が備わっている
鳥の目で医学を見れば
- 西洋医学が得意なのは、救急・対症療法
- 不調の大元の原因を読み解き、カラダ全体の調子を整える医療も必要
- 数学から薬学、漢方へと運命的な出会いで鍼の道へ
- 人のカラダは、骨や筋肉、血など、目に見える固体や液体だけでなく、精神や心大自然のリズムとのつながりのように目に見えないものも含んでいる
- 治療家は、固体・液体・気体のうち、カラダの適切な部分に働きかけるべき
- 人のカラダの固体場・液体場と気体場を繋ぐのがチャクラ
- 漢方とは、中国の伝統医学が日本独自に発展したもの
- 中医学は、気を正邪2極の闘争と捉えるのに対し、漢方は気を一つのものと捉える
- かつての鍼は、九鍼という細いものから太いもの、メスのような鍼まで使っていたが、今は細いものが主流になり、伝統が消えつつある
病いの声に耳を澄ます
- 病とは、生活の何かが命の仕組みからずれているというメッセージ
- 病は、退治すべきものではなく、解決すべき問題のサイン
- 突発性難聴の原因は、西洋医学では不明とされているが、本当の原因は聞きたくないことがあるから
- 急に歩けなくなった原因は、例えば会社に行きたくないから
- ガンは、命をかけて何かを気づけ!というメッセージ
- 認知症は、理性で魂の声を押さえ込んで生きてきた人に多く現れる
- 一つのパターンが繰り返し起こるとき、それは潜在意識レベルの病かもしれない
「生まれゆく頃の自分」に会いにいく
- 妊娠した時「困った」「産みたくない」などと考えると、つわりがひどくなったり生まれた子が鬱になるケースもある
- 出来ちゃった婚は、ネガティブの胎教になることもある
- 本当の胎教は、新しい命を心から祝福し、生まれてくるまで感謝の気持ちで過ごすこと
- 逆子もお灸で戻る
- 赤ちゃんが生まれたらすぐに、マクリという漢方を飲ませてデトックスしてあげるのがおすすめ
- 赤ちゃんは、母乳で育てるのがおすすめ
病むことも生きること
- 治療家としての理想は、治療家のいらない世界
- 病気は薬で治っているのではなく、人間の自然治癒力で治っている
- 薬で症状を抑えても病気はまだ治っていない
- じっくり養生して、たまには景色や一時の時間をゆっくりと味わうことが必要
- 病は自分で起こしているから、自分で治す
- 病を苦痛と捉えずに、体が頑張っている証、何かに気付かせるサインと考え感謝する
- 生老病死を四苦などと捉えずに、いのちの仕組みに感謝して生きよう
最後に一言だけ&まとめ
いやー、深いですねー。
じつは、石原先生は、ボクの主治医のような存在なんですよね。
眼精疲労やら肩こりで目が回っちゃう時も、筋トレの肉離れの後遺症に悩んだ時も。
先生やお弟子さん達の魔法のような鍼で、何度も何度も復活させて頂きました。
正直、先生の鍼灸院があるから、安心して無理できる!ってところもあります(笑)
で、あまりに腕が良いので、どんな事考えていらっしゃるのかな?って思っていたら、やっぱり…
『治療者の理想は、治療者のいらない世界』
なんて、まさに究極ですよね?
つくづく凄いなーって、感心しちゃいました!
っという事で!
まずは、一度この本の口コミや評判の内容をチェックしてみては?
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